最近では様々な英会話教室があり「どのスクールを選んだら良いかわからない!」と思われる人は多いのではないでしょうか。
どの勉強方法が合っているのかわからない、どのスクールに行けばいいのか分からない、だけど英語の必要性は日々感じているという人は少なくないと思います。
こういった方々はついつい独学で「英語を勉強しよう!」と頑張ってしまう方が多いと思いますが、ここで英会話独学の危険な点を元英会話スクール勤務の私からお伝えさせて頂きます。
モチベーション維持がとても難しい
必ず達成する目標や目的を明確にし、何度も自分に問いかけない限りモチベーションの維持はとても難しいものになってきます。
「英会話なんてもうあきらめよう」「全然やる気にならない」と英会話の意識が下がっている時に励ましてくれる仲間や先生がいるか、いないかでモチベーションの上がり下がりは、かなり変わってきます。
合っていない勉強方法を継続する
「外国籍の同僚との会話が全然わからない」「字幕なしで洋画はみられない」など皆様の抱える英会話の課題はそれぞれです。
しかし日本の英語教育が文法ベースのためか、多くの方は参考書や単語帳、中には中学校の教科書を見て勉強されている方が多い様です。
果たして、その勉強方法が一番苦手とする部分効果的なのでしょうか。
多くの場合は違います。英語学習を良く知っている方や同じ悩みを克服した人のアドバイスを元に学習を進めた方が最短で英会話の課題克服につながります。
独学で勉強をしてしまうと、それを指摘する人も居ない上に間違った学習方法に気付かない人も出てきます。
効率的に英会話スキルを独学習得するためには、間違った学習をしない事が鍵になります。
学んだことを使う機会がない
英会話の習得はスポーツだと一緒だと言われているのをご存知でしょうか。
テニスやサッカーでも、このスポーツに関する本を読んだり、見たりした所で同じように出来る人はとても稀です。
英会話も同様に教本やリスニング教材で学んだ事を自分でも出来るようになる事が大切になります。
独学だとスクールに通っている人とは違って、学んだことを使う、生のコミュニケーションに活かすことが出来ないのでアウトプット量が少なくなります。
言語習得にはアウトプットが重要になりますので、どのように学んだ事を使う機会を設けるかは考えるべきポイントです。
英会話の学習を二の次にしてしまう
週末などに家にいるとテレビをみたり、掃除をしたり、子供と遊んだり、
平日に出来ない事をしますよね。
1週間の内2日間しかない週末の時間を英会話に費やすにはかなりの覚悟が必要です。
英会話スクール等に通う人と違い、独学で英会話を学ぶ人は決まった曜日、時間にどこかに行かなくてはいけないという制約がありません。
自分のペースで勉強を進められることは独学のメリットですが「掃除してからにしよう」「少しお昼寝してからにしよう」等と二の次にしてしまわないように気をつけたい物です。
自分の実力を把握するのが難しい
語学のスキルを把握する事はとても難しいですが、英会話スクール等では入会時にレベルチェックを取り入れている学校がほとんどです。
レベルチェックをすることにより自分にあったクラス、教室、講師、勉強法等がわかりますが、独学だと自分のレベルが何なのかを把握する事はとても難しくなります。
自分のレベルに合わない教材を一生懸命しても、効率的にスキル向上をめざすのは難しくなります。
教材や学習方法を自分で探す時は自分のレベルがどれくらいなのかをTOEICやTOEFL,英検などで把握してからにしましょう。
回答に固執してしまう
コミュニケーションには答えがありませんが独学で勉強すると正解、不正解にこだわってしまう傾向があります。
例えば「‘日本で行ってみたい所はどこですか?‘という文を英文にしましょう」という問題があったとします。模範解答は「Where do you want to go in Japan?」となっていますが、「where do you want to visit the most in Japan?」や「Which place have you been carious?」等、答えはたくさんあります。
参考書や教材を使うと答えと同じように答えなくてはいけないという気持ちが芽生えてしまいます。
英会話はコミュニケーションツールの1つでしかない
英会話はあくまでもコミュニケーションツールの一つです。
答えが常にある物ではないので、英会話をご自身で勉強される際は模範解答に縛られることなく、ご自身の言葉で物事を伝えることを大切にして下さい。
たくさんの人が英会話の必要性を感じているかと思いますが、自分で勉強をするにしても、スクールに通うにしても楽しみながら学ぶ事を大切に学習を進めて下さいね!
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