海外旅行の最初の難関なのは「入国審査」と「税関」です。
初めての海外旅行と言う方、初めての海外旅行じゃなくても「英語が苦手で。。」と言う方はたくさんいると思います。
目的地に到着して最初に遭遇する英語は「Immigration-入国審査」でしょう。
基本的には旅行者が一人ずつ審査官に入国許可のスタンプを押してもらう事になりますが、「一人だし」「英語苦手だし」と、不安に感じられる人も多くいるでしょう。
入国審査を無事クリアーしたら次は「Customs-税関」。税関も別に持込み禁止の物を持っているわけではなくても、ちょっと緊張しますよね。
そこで、ここでは入国審査、そして税関で役立つ英文フレーズをいくつかご紹介します。
空港内英語表記
まず最初に飛行機から降りたら、こんな空港内英語表記があります。
- Welcome to xxx.⇒ようこそxxx へ。
- Arrivals⇒到着
- International Transfer⇒国際線乗継
- Domestic Transfer⇒国内線乗継
- Connecting Flights⇒乗継
- Duty Free⇒免税
- Immigration⇒入国審査
- Foreign Passport Holders⇒外国人
- Quarantine⇒検疫
- Customs⇒税関
- Declare⇒申告物品有
- Nothing to declare⇒申告物品無
- Immigration⇒入国審査
入国審査は自国民と外国人の窓口に分けられている国が多いようですね。
外国人はForeign Passport Holder (外国パスポート保持者)の列に並びます。
入国審査官にたどり着くまでに、最近ではパスポートの詳細確認を機械で確認する国も多いようですね。
待ち時間短縮を目指して、係員が空いている列に並ぶよう誘導してくれることも多々あります。
Please come this way.
こちらへどうぞ。
Could you please help me?
手伝っていただけますか。
とヘルプをお願いしてみてください。
パスポートの自動確認が終わったら、空港によっては機械によって顔認識を行うところもありますが、ない場合は入国審査官の前で順番を待ちます。
入国審査官での英会話
自分の順番になったら前に進んで審査官の質問に答えます:

Could I have your passport?
パスポートを拝見します。

Q:Where were you travelling from?
どちらからいらっしゃいましたか。

A:I’m from Japan.
日本からです。

Q1:How long are you going to stay here for?
どのくらいの期間滞在される予定ですか。
Q2:How many days are you staying?
何日間滞在される予定ですか。

A1:For 10 days.
10日間です。
A2:For 2 weeks.
2週間です。

Q:What’s the purpose of your stay (visit)?
滞在(訪問)の目的は何ですか。

A1:Sightseeing.観光です。
A2:Business.仕事です。
A3:To study.勉強です。
A4:Visiting friends(family).友人(家族)を訪問します。

Q:Are you travelling alone?
お一人でご旅行ですか。

A1:Yes, I am.はい。
A2:No, I am not. I am with my friends.
いいえ、友人と一緒です。

Q:What do you do for living?
ご職業は。

A1:I am a public servant in Japan.
日本の公務員です。
A2:I am a teacher.
教師です。
A3:I am a housewife.
主婦です。
A4:I am a pensioner.
年金受給者です。

Q:Where are you staying?
どこに滞在されますか。

A1:In XXX.
XXX(都市名)です。
A2:My friend’s house in XXX.
XXX(都市名)の友人の家です。
A3:△△△ hotel in XXX.
XXX(都市名)の△△△(ホテル名)ホテルです。
以上のような会話が予測されます。
英語で挑戦したのに、ぜんぜん通じない場合
通訳をお願いできますか。
と、お願いしてみましょう。
税関での英会話フレーズ
入国審査が終わったらスーツケースなどLuggage(手荷物)を受け取ります。
電光掲示板に、利用した飛行機の便名などの情報と預けた荷物が出てくるターンテーブルの番号が明示されます。
指定のターンテーブルからでて来る荷物を受け取り税関へ。
- 申告するものを持っているようなら → Declare(申告する)
- 申告するものがない場合は → Nothing to declare (申告するものなし)
のサインに沿って先に進みます。
Nothing to declareに進んだ場合は、検査はなくそのままExit(出口)へ向かう場合が多いです。
Declareに進んだ場合は税関職員とのこんなやり取りが一般的です:

Could I see your passport?
パスポートを拝見します。

Q:Are you two together?
お二人ご一緒ですか。
Q:Do your have anything to declare?
申告するものはありますか。

A:Yes, I do. I have a pack of dried plum.
はい。梅干しを持っています。

Q:Could you please open your suitcase?
スーツケースのふたを開けていただけますか。

A:Sure.
はい。

Q:Did you pack this suitcase(luggage)(bag) by yourself?
このスーツケース(荷物)(バッグ)は自分でパッキングされましたか。

A:Yes, I did.
はい。自分でしました。
質問がよくわからない場合は、日本語の通訳を頼んでみましょう。
通訳を呼んでください。
税関職員があなたに回答に満足したら:

Thank you. You may go.
ありがとうございました。行っていいですよ。
海外での税関で覚えておくと便利なフレーズ
Please speak slowly.
ゆっくり話してください。
Pardon?
え?(よく聞こえなかった時に使います。)
Please say that again.
もう一度言ってください。
I don’t understand.
わかりません。
Please tell me where the restroom is.
お手洗いはどこか教えてください。
I don’t feel well.
調子が悪いです。
まとめ
禁止されている品の持込みは厳罰が処せられる国も多いので、渡航前に必ず各国の旅行情報を収集し、トラブルを防ぎましょう。
生き物や植物の持込みに関しては特に厳しい規制が設けられている国がほとんどです。くれぐれもうっかり持ち込んじゃったということがないように気をつけてください。
空港職員は毎日たくさんの数の旅行者、そして外国人とコミュニケーションを取っていますので、外国人の話す英語に慣れている人が多いです。
間違いを恐れず勇気を持って話してみましょう!
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