英語の品詞を中学1年生にもわかるように教えられる方法

ライティング

動詞、形容詞、副詞、前置詞・・・。中学英語では、文法がメインとなるのでこれらを知っておいた方がわかりやすくなる場合があります。

しかし、日本語でも品詞を習うのはまだ先のこと。だから中学から英語を習い始める生徒にとっては、言語のとてもわかりにくいところなのです。これをいかにしてわかりやすく伝えられるか、ここではそのコツを書いていきます。

品詞をわかるようになった方が良い理由

「英語で品詞なんてそこまで突っ込んで習わないから、別にわからなくても良いんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

実は確かにそうで、テストで文章に下線が引いてあり、この品詞を答えよ、なんて問題は中学では出ません。

ただ、語句の並び替え問題で語順を間違えてしまう中学生が多いのも事実。この原因は、英語ならではの語順慣れをしておらず、簡単な文章ならわかるのに少し文章が長くなると組み立てがわからなくなることにあります。

そこで解説を求める時、品詞から説明しないといけないことがあるのです。だから、品詞を問われる問題はないけれど、わからない問題の解説を聞く際に品詞の理解が必要となることがあるのです。

形容詞の教え方

では、ここからは具体的にそれぞれの品詞をどのように教えたら良いかを書いていきます。

まずは形容詞。

中学生でも大体の子は名詞はわかってくれるので、その単語の意味さえ知っていれば「I am a ball.」というようなミスはあまりしません。

ただ、例えば「~のように見える」という意味の「look」の後には何が続くの?という問いに答える時には、形容詞を入れるんだよと、名詞以外の品詞名を出さなくてはなりません。

この時、日本語に紐づけて教えるのであれば、

「日本語で最後が「い」で終わるものが形容詞だよ」と教えることができます。

・大きい
・小さい
・広い
・狭い

などなど。

この意味を持つ英語は形容詞だと説明すれば、わかってくれる確率が高いです。

もう一つの教え方は、学校の授業で先生が英語の授業の冒頭に必ず言うという「How are you?」のやりとりを利用するという手があります。

これに対し、中学生は毎日「I am〇〇. And you?」と言っているはず。この、○○に入るものが形容詞だよ、と教えることもできます。

・fine
・hungry
・sleepy

などですね。

これなら耳馴染みがあるので日本語を介さなくても理解してくれます。

前置詞の教え方

前置詞というと、in, of, at, forなどになりますが、これは中学生だとなかなかわかりにくいようです。というのも、これらには日本語訳が多すぎるのです。

代表的でよく使われる訳を最初に覚えるのですが、それでも使い方が多すぎて何を選択したら良いかというのは迷うところ。

本格的に迷わなくなるのはいわゆる「慣れ」で、色んな文章を見て、こういう時にはこの前置詞を使うんだ、とパターンを覚えていくことです。

ただ、やはり定期テストでは正確さがもとめられるので、イディオムとして暗記しようというのが今の教育方針になっているように感じます。

どれが前置詞なのかは、ざっくりと「意味がないスペルが短いもの」程度の説明でOKです。

私が最も良いと思うのは、前置詞はイメージで理解することです。「in」なら、箱の中に物があるという図を頭の中に思い浮かべられるようになればOK。こうすることによって無理矢理日本語訳に直さなくても、あらゆる文章の中で適切な前置詞が選べるようになります。

ただ、このような図解があるのは高校生の参考書で、中学生ではイディオムとして複数の単語とセットで覚えるだけで太刀打ちできるレベルになっています。

無理に難解なところまで教え込む必要はないので、先ほどの「意味がないスペルが短いもの」としてなんとなく判別できるようになれば十分でしょう。あとは、代表的な意味を覚えておけば受験でも周りの単語から文脈理解が可能です。

代名詞の教え方

中学生に言って意外と「?」という顔をするのが代名詞です。

でも、これを思い出させるのは簡単です。公立中学では、中学1年生の2学期あたりで人称代名詞表を覚えます。「I-my-me-mine」というやつですね。

これを習った後であれば、「アイマイミーマインのやつ」で代名詞は通じるようになります。あの苦労して覚えた表の全部が代名詞と言うのか、とわかってくれるので、代名詞の判別は比較的簡単にできるようになるでしょう。

読んで字のごとく、代名詞とは名詞の代わりをする品詞なのですが、まだ本格的文法の説明に抵抗がある生徒であれば上記の方法の方がすんなり納得してくれます。

まとめ

英語の品詞を中学生が理解するのは難しいことですが、ワークの解説などを見てみると平気で品詞名が飛び交っています。

「主語+動詞」という英語の基本的語順は理解しているものの、他の語順がバラバラになってしまう、語句の並び替え問題が苦手だ、という場合には、一度簡単に品詞を理解させておいた方が英語力は伸びるように思います。

コメント