語学留学したらどんな生活が待っているんだろう?語学留学初体験の人は期待と不安で一杯だと思います。
同じ語学留学でも、アメリカのアイダホの農場にホームステイしながら語学留学と、ニューヨークのマンハッタンでアパート暮らしの語学留学では、全く異なる経験をするでしょう。
では、シドニーの語学留学はどんな感じでしょう?
今回は、英会話が出来るようになってキャリアアップを図りたい!という目標を持って数ヶ月前に東京からシドニーに語学留学している私の友達(Aさん)がどんな1日を過ごしているか聞いたのでご紹介します。
語学留学生の間では人気の高く、治安も良いシドニーへの語学留学を考えている人が、シドニーに留学すると、こんな感じなんだと参考になれば幸いです。
Aさんについて
Aさんは社会人だったのですが、キャリアアップのため、退職をしてシドニーに1年の予定で留学をしています。
シドニーを選んだのは、シドニーに語学留学している友人から、シドニーの便利さ、治安の良さを聞いて決めたそうです。
留学関連の情報紙に載っている情報より、生身の経験者の体験や意見を重視したそうです。
語学学校を選んだ基準
語学学校は授業内容で選んだそうです。
これには留学の雑誌が役に立ったそうです。他の学校にはあまり無い発音の授業や、世界で通用するケンブリッジ英検用のクラスもあるそうです。
普通のクラスも授業が長く、かなり本気度の高い学校のようです。受講は最短2週間、最長1年で、Aさんは最長の1年の留学です。
英語漬けの日々
もう1つ語学学校を選ぶのに重視したのは、日本人の生徒数です。比較的日本人が少ないその語学学校は、ヨーロッパと南米からの生徒がかなり多く、アジア人はそれ程多くないそうです。
1クラス15人ほどで、そのクラスには、Aさん以外は日本人は1人しかいないそうなので、学校ではどっぷり英語に浸ってるようです。
社会人留学生も多いようで、平均年齢も意外と高いそうです。
通学
以前はホームスティをしていたAさんですが、シティから電車で30分位の郊外にあるアパートへ移りました。水辺近くのアパートの1室をオーナー夫婦から借り、彼らと同居しています。
家具付きのベッドルームに、一応専用のバスルームもあるそうです。授業が8:30からなので、ピーク時の通学ですが、東京の通勤ラッシュに比べると楽です。
朝の授業
最初の授業は8:30-10:30まで。この日は先生に今まで犯罪に巻き込まれたり、関わった事は無いか、というヘビーな質問。クラスでこの話題について話します。
誘拐ビジネスが蔓延る南米からの留学生は家族が誘拐された事がある等、日本で生活しているとなかなか聞けない話など世界中から集まった留学生達と受ける授業は刺激的なようです。
イギリス英語
Aさんにどんな英語を教えてもらっているのか聞いてみると、先生はオージーですが、
イギリス英語を学んでいるようです。
アメリカ英語とそれほど変わらないかと思う方も多いかもしれませんが、発音、アクセントから、フレーズまで色々と違います。ちなみに私は今でもイギリス英語の聞き取りには苦労する事があります。
ランチ
Aさんのクラスはカリキュラムの関係でランチが10:30からです。
シティにあるため、外でクラスメイト達と食べたり、学校のキッチンで、クラスメイト達と持ってきたお弁当や、作ってきた自国料理をシェアしたりと、クラス単位でランチ時間を過ごしているようです。
ソファーで仮眠する生徒もいてそれぞれ自由気ままに過ごしているそうです。
午後のクラス
午後のクラスは12:30から間に30分の休憩を入れて15:00までの2コマです。
リスニングのクラスでは、先生が音楽を流し、歌詞を聴き取る練習をします。有名なバンド等の歌が流れると随分と盛り上がるようです。
午後2コマ目のクラスは発音。これはレベルが混合のクラスで、自分のクラス以外の留学生達と知り合う良い機会だそうです。
放課後
放課後は残りたい人は自由に自習室で勉強できるそうです。
Aさんも、ほぼ毎日自習室でケンブリッジ英検の勉強やその日に学んだ事の復習をします。先生が必ずいてくれるので、気軽に質問ができて助かっているそうです。
自習の後は、バイトがないクラスメイト達とお茶をしたり、買い物に行ったり、気ままに過ごすそうです。
英会話の上達とエクササイズを兼ねて
Aさんは英会話の上達を考えて、空手の道場に通っています。
週に2回のクラスに学校帰りに寄っていいて、今日がその日です。
筋肉痛はいつもひどいらしいですが、道場に通っている人達は子供から大人まで様々で、空手の事だけではなく、英会話まで親切に教えてもらえて大変役に立つそうです。
子供達の間でも人気者のようです。空手道場に通うとは、本当に良いアイデアですね。
帰宅後
この日は夕方から空手のクラスがあったため、9時頃帰宅。大体その頃には同居している夫婦の夕食は終わっているので、キッチンに直行して夕食の支度。
今日はホットケーキミックスにチーズやハムなどを入れてアレンジしたお好み焼きもどきにサラダ。
デザートには今オーストラリアで旬の甘いマンゴーとヨーグルトです。
就寝
いつもは遅くまで起きて、勉強をしたり、YouTubeを見たり、2時間の時差がある日本(オーストラリアが夏の間)の友人とチャットをしたりするAさんですが、翌日金曜日は夜に学校の先生と友人達と一緒にパブとナイトクラブでクラスメイトのお別れ会に参加する予定なので、早く就寝するそうです。
どうやらよく学び、よく遊び、がモットーのようです。
まとめ
シドニーに先に語学留学をしている友人の言う通り、シドニーは車を所有していなくても公共の乗り物で動きやすくスーパーが多いので、必要なものが簡単に手に入りやすいという事は、Aさんも実感しているようです。
便利で安全な環境の中で、平日は授業に集中してしっかり学び、週末は友人達と夜遅くまで遊ぶ。
こんな生活って、留学生として冥利に尽きるのではないでしょうか。
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